//サタパナ銀行新社屋 起工!

サタパナ銀行新社屋 起工!

 6月15日木曜、サタパナ銀行新本店ビルの起工式がノロドム通り沿いの建設予定にて執り行われ、国土整備・都市化・建設省のペン ソパール官房長官、カンボジア国立銀行のキム バダ顧問、在カンボジア日本国大使館の中島 洋平二等書記官、日本からマルハングループの韓 昌祐会長らが出席した。

 コンドミニアムを除けばこの規模の日系の自社ビル建設は初となり、サタパナ銀行の親会社である株式会社マルハンの資本によって進められる。
 韓会長は「銀行の更なる発展、お客さまへのサービス向上のためにも、この新本店ビルの建設は合併前からの多年の念願でありました。」と語った。また、ペン ソパール官房長官は「私はこの市内にこのようなモダンなビルを建設するという、本サタパナ銀行新本店ビルのプロジェクトを高く評価しております。この大プロジェクトはプノンペンの都市化に寄与し、それによりカンボジアの経済成長、ひいては貧困撲滅に貢献するものと信じております。」とサタパナ銀行本店ビル建設を高く評価した。
 同ビルはノロドム通り沿いに地下5階地上22階建ての予定で、カンボジアでもまだ数少ない世界基準で通用するグレードAビルとなる。下の画像が完成イメージとなっており、滑らかな面と立体的な面が重なり合うようなファサードは、優美で時代を超越したデザインとなっている。これはマルハンジャパン銀行とサタパナ社の合併により生まれたサタパナ銀行が、それぞれの強みを活かした総合金融サービスで、カンボジア国民の生活水準向上に貢献するという意思を象徴しているのだそうだ。

 3年後の2020年オリンピックと同じ年に完成予定となっており、日本の活躍が期待できる年となりそうだ。