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ギラヴァンツ北九州のコーチ プノンペンクラウンFCで指導

 12月12日から3日間、ギラヴァンツ北九州のコーチがプノンペンを拠点とするプノンペンクラウンFCのアカデミーチームを対象に指導を行った。この活動は国際交流基金とJリーグの共同プロジェクトでアセアン全国で行われており、今回で2度目となる。

 北九州市は2016年にプノンペンと姉妹都市締結をした事もありJリーグからギラヴァンツ北九州が依頼を受け、カンボジアへとやってきた。
 世界で最も愛されているスポーツの一つであるサッカーを通じ、まずは東南アジアに焦点を当て、日本と東南アジアから交流の輪を拡げていく事を目的としており、この活動について国際交流基金は「アジアのサッカーが更にレベルアップすれば、それは必ず日本のサッカーのレベル向上にもつながります。世界に向けて、力を合わせてレベルアップした『アジアのサッカー』を発信していくことにつなげていきたいと考えています。」と語っている。

 実際に指導に当たったコーチは「思っていたよりも技術が高く、まだ粗削りで繊細さは無いが今後伸びていく可能性がじゅうぶんある」と語った。今回U16 とU14 の子たちが指導を受けたのだが、指導内容も日本で言えばフィジカル要素や判断力が要求される年代なので、そういった事を踏まえながらも子供たちのレベルや特性を見極め、あまり日本のやり方を押し付け過ぎないように気を付けているそうで、子供たちも普段と違い日本から来た指導者から教われるという事でとても張り切っていた。
 近い将来、カンボジアが日本のライバルになる日が楽しみである。

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