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Eight Boat Noodle

– 3月中旬にダイヤモンドアイランドにオープンしたEight Boat Noodle。1〜2口分のヌードルを次々と食べていくスタイルが若者の間で大ヒットして、4月初めには早くもボンケンコンに2号店ができました。今までのカンボジアにはないこのアイデアは、どのように思いついたのですか。

中国の昔の動画を見て、皿を重ねていく様子にヒントを得ました。それから、タイでは船の上でラーメンを売る習慣があり、それをカンボジア人の好みに合わせて味やスタイルを変えて販売する事にしました。それが店の名前でもあるBoat Noodleです。

– 素晴らしい発想ですね。日本にもわんこそばという同じようなスタイルがありますが、最初にこのお店を知ったときに驚きました。一日何杯くらい販売していますか。

2,500〜3,000杯です。開店してからずっと満員で、外まで行列ができています。

– 1人あたり何杯くらい食べますか。

8杯です。これは最初に予想して、店名に「Eight」とつけました。最高記録は15杯です。

– このスタイルは若い人達に大ヒットしましたが、その理由は何だと思いますか。

まず1つは挑戦という事です。今までにないものを作って挑戦し、誰が一番たくさん食べられるかという競争をお客さんにしてもらいます。2つ目は、美味しいという事。チャレンジしても美味しくなければ、みんな食べませんから。

– 立地、そしてFacebookページの活用も、功を奏していると思います。では、今後の展望をお聞かせください。

現在、更に5店舗程のフランチャイズ展開を検討しています。また、競争のイベントを計画しています。プノンペンの各店舗から1名ずつ選出して、本戦で優勝した人は賞品や記念品を差し上げる予定です。

– それは絶対に実現させた方がいいですね。日本でも大食い競争や、時間制限内に規定量を食べ切れるかを競うルールもあります。そうすると皆が一生懸命食べに来ますので、宣伝にもなります。最後に、カンボジアの若者として、同世代の方にはこれからどう変わってほしいと思いますか。

昔働いていたNGOには若者が多くいて、教育とビジネスを教えました。今もでビジネス教室を無料で主催しています。一番重要なのは、自信を持ってビジネスをする事です。ターゲットを先に決めて、自分もその人になるのです。私自身が若者として、今のカンボジアの若者は何が欲しいのかを考えて店を作りました。海外でも勉強していろんな経験をして、ビジネスに投資するなら当然リスクを受ける事を想定します。どんなビジネスでも失敗する可能性はありますが、自信を持ってできるだけ取り組めばもし失敗してもいいと考えています。若い人達も自分でビジネスできるようになってほしいです。

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