//Webライターのデスク ドッキングステーション編

Webライターのデスク ドッキングステーション編

 コロナ禍で在宅ワークが増え、それに伴い自宅のオフィス化が進み便利なガジェットやおしゃれなガジェットの注目度が高まり、ガジェット系YouTuberも増えました。

 私はコロナ前からデスクワーク中心だったもののあまりガジェットに興味がなかったのですが、メインPCをWIndowsからMacに変えたのを機に少しずつ自分の仕事環境をヴァージョンアップさせ始めたら見事にガジェット沼にハマってしまいました。

 前提としてあくまでも私の仕事上不必要な物は後回しにして、私の予算で買える物の中から厳選したガジェットですので、別の仕事をされている方は別のガジェットの方が合うかもしれませんし、それなりの予算があるなら上位モデルの方が良い可能性もありますのであらかじめご了承ください。

 ということで、今回は私のお気に入りのアイテムをおすすめポイント、上位モデル等と合わせてご紹介させていただきますので、少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに私のデクス環境はMacbookをクラムシェルモードで使っています。

ライターのデスク紹介シリーズ一覧
◯メインPC
◯ドッキングステーション
◯キーボード
◯マウス
◯モニター
◯スピーカー
◯左手デバイス
◯番外編1(ポータブルSSD、アダプタ&ケーブル)
◯番外編2(アプリ)

第2回はドッキングステーションをご紹介いたします。

◯ドッキングステーション

Anker PowerExpand 5-in-1 Thunderbolt 4 Mini Dock

【ポイント】
正直このドッキングステーションは選んで購入した訳ではなく、後ほど紹介するモニターを購入した際にこれも一緒に買うと安くするよと言われて購入した物ですので、特にこだわったポイントがあるわけではありませんが、実際に使ってみての感想をお伝えしようと思います。
その前にまずUSBハブと何が違うの?と思われる方のためにドッキングステーションとUSBハブの違いからご紹介させていただきます。

まずUSBハブというのは基本的にUSBポート増やす役割と考えていただければ良いと思います。特にMacBook ProはUSB Cポートが2つしかなく、そのうちの1つは電源アダプタで使用することが多いので実質1つしか使えるポートがありません。これでは足りなくなってしまいます。
そんな時にUSBハブを使えばUSBポートが3つや4つに増やすことができるというアイテムです。

一方ドッキングステーションは、USBポートに限らずHDMIやLANポート、SDカードスロットなどさまざまなインターフェイスに拡張することができる点がUSBハブとの大きな違いになります。
さらにUSBハブは主にPCから電力供給されますが、据え置き型のドッキングステーションの場合、主に電源アダプタを挿して使用することで逆にPCに電源供給することができます。

これはどっちでも良さそうに思えるかもしれませんが、大きな違いはドッキングステーションから電力が供給されるのでMacBook側に挿すケーブルが1本で済むということです。
ケーブルが少なくなればなるほどデクス周りがすっきりしますし、なによりMacBookを持ち出す際や帰ってきた際に毎回電源ケーブルを出し入れしなくて済むというのはかなりの時短かつストレス軽減になります。

ドッキングステーションを選ぶポイントとしては、自分がよく使うインターフェイスに対応しているか、その数はじゅうぶんかどうかという点と、モニターのインターフェイスに対応しているかです。
そして私にとっては重要なポイントはPCと接続するポートがドッキングステーションの背面にあるかどうかです。これは私が今使っているAnkerのドッキングステーションの最大の不満点でもあるのですが、私が使っているAnkerのPowerExpandは前面にPCに繋げるポートがあるため、デスクの上をケーブルが這ってしまい見た目も悪くデスクの使用可能領域が狭まってしまいます。

ですので、PCとの接続ポートが背面にあるタイプをおすすめしますが、なぜか多くのドッキングステーションは前面にありますので、背面にあるという条件だけで探すのも一苦労です。

私が一番おすすめするドッキングステーションはCalDigitのTS4です。ドッキングステーションの中ではかなり高い部類に入りますが、その分パーフェクトに近いものだと思いますし、多くのガジェット系YouTuberもおすすめしています。

私が使っているAnkerのPowerExpandはmini Dockというだけあって、インターフェイスがUSB Cポート(Thunderbolt4)が3つ、PC接続用のUSB Cポート(Thunderbolt4)が1つ、USC Aポートが1つしかなく、せめて撮影した画像を取り込むためのSDカードスロットは欲しかったのと、モニター出力がUSB Cポートしかないため、HDMIやDP(Display Port)しか対応していないモニターには使えないので、モニター購入の際に選択肢が狭まってしまうというデメリットがあります。

良い点はコンパクトでデスクの上に置いておいても邪魔にならないですし置き場所に困ることもありません。
価格も安いとは言えないもののThunderbolt4に対応していますし、Anker製ですのでそれなりのクオリティですので納得の価格です。

【まとめ】
AnkerのPowerExpand 5in1は必要最低限の要件を満たしている点ではエントリーモデルとして考えれば良い商品だと思いますが、正直私はもっといろいろなインターフェイスに対応したドッキングステーションに買い替えたい気持ちがあります。ドッキングステーションはどれもそこそこの値段しますし、多くの人にとっては何台も必要なものでもなく壊れたりしないかぎりは買い替えることも少ないと思いますので、私のようにケチってエントリーモデルの安いドッキングステーションを買わずに初めから良いものを買ってしまうことをおすすめします。